しあとるだいありー

えんどゅのブログ。9/12/2015~ シアトル大学に留学中

新しい貧困支援のカタチ? Real Changeでボランティアを始めました!

帰国まであと一ヶ月くらいなんですが、

新しくNPOでボランティアを始めました!

(新聞社でのインターンもまだ続けてるよ。私の記事は

The North American Postで読めるよ。笑)

 

その名もReal Change。

低所得者支援のために新聞を発行しているNPOです。

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支援の仕組みは簡単!

Vendorと呼ばれる新聞売りの人が、オフィスで新聞を一部0.6ドルで購入し、

それを道行く人に2ドルで売ることで、

Vendorは新聞一部につき2-0.6=1.4ドルの利益を得ることができる!というもの。

 

日本にもBig Issueという似たような雑誌があるから馴染みがある人も多いかも?

道に佇んで、新聞を売っているあの人たちがVendorです。

 

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(こんな感じで、道で新聞を売っています。写真はWikipediaより。

 

 

ちなみにReal ChangeはVendorの売上の使い道については干渉しないので、

Vendorは売上を家賃の支払いや食費に充ててももちろん良いし、

タバコを買ってもマリファナを買っても、それはVendorの自由です。

 

 また、Vendorの所得についてもReal Changeは規制を設けていないので、

所得に関係なく誰でも新聞を売ることができます。

私も売ろうと思えば売れるし、ビルゲイツでも売ることは可能です。

ただ、Vendorの大半はホームレスや低所得者で占められていて、

Real Changeからのわずかな収入で生計を立てている、という人も多くいます。

 

私がReal Changeの何が好きかって、

低所得者に、新聞の対価としてお金を渡すことができること。

 

実は、ホームレスにお金を乞わる時、毎回葛藤していました。

私のアメリカでのお金は親からの仕送り。

お母さんが私の生活のために送ってくれたお金を、ホームレスにあげてもいいのだろうか?

しかもホームレスにお金をあげても、ドラッグやタバコにお金が消えてしまうかもしれない・・・。

そんなモヤモヤを抱えて、ホームレスにお金をあげたりあげなかったりしていました。

 

でもReal Changeでは、私はお金を払った代償に、新聞を得ることができる!

新聞の内容も面白いし、

彼らは1.4ドルの収入が得られるし。Win-Winですよね。

 

もともとマスコミと社会問題に関心があったのもあり、

すごい!私も働いてみたい!と思ったので、

ボランティアのデスクアシスタントとして働き始めてみました。

 

働き始めて一番良かったことが、

ホームレスの人たちとの交流が楽しいということ。

 

これまで低所得者やホームレスの人たちとお話しする機会に恵まれなかったのですが、

Real Changeのデスクに座っていると、色んな人が私に興味を持って、話しかけてくれます。

みんなフレンドリーで優しくて、

よく英語で困っている私を助けてくれます。

 

私がデスクで仕事していたら、

「Smileeeee!!! Minami you gotta put smile on your face.」っていっつも叫んでくるおばちゃんや、

いっつも大きなわんちゃんを連れてくるお兄さん(しかも犬と遊ばせてくれる)などが

特に仲良しなVendorさんたち。笑

詳しくは書けないけど、日本人のVendorの方にもお会いしました。

 

 

また、Vendorのみんなが、用事も何もない日でもオフィスにやってくるのも印象的でした。

基本的にVendorは、新聞を買いオフィスに来ます。

でも、新聞を買わなくても、ただコーヒーを飲みに来たり、他のVendorとおしゃべりしにオフィスに来たりする人も。

Real Changeは低所得者を経済的に支援するだけではなく、

人々にとって大事なコミュニティとしても機能していると感じました。

 「心の拠り所」「Sense of Communiry」っていうのかな。

 

 

アメリカ人と一緒に働くというのも、良い経験になっています。

主な仕事は、デスクアシスタントとして資料を作成したり、

オフィスに来たVendorに新聞を売ること。

 

でも、新聞社でインターンしていることを伝えたら、

「じゃあうちで記事書いてみる?」と上司が言ってくれて、

Vendorへのインタビュー記事を書けることになるかもしれなくて。

 

9ヶ月もアメリカにいたのに、英語伸びたのかな?私にもできることがあるかな?と不安に思っていたけど、

意外と私にもできることがあるということが分かって良かった。

優しい上司とVendorのもと、

楽しく働けているという経験は、自信につながっています。

 

 

帰国直前に、こんな素敵な職場に巡り合えて良かったです。

帰りたくないけど、

そろそろ帰る心の準備をしなければ・・・。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

「共感力」の大切さ SympathyではなくEmpathyを

(4月20日に書いたまま、下書き保存していた記事です)

 

熊本で震度7地震が起こった2日後、今度はエクアドルでも大規模な地震が発生し、

日本人(私)もエクアドル人もいる私の部屋は、なんだか落ち着かない週末になってしまいました。

 

「こんなに大きな地震は初めて」と話すエクアドル人のルームメイトはほとんどパニックで、

朝から晩までずーっとエクアドルの友人とスカイプしていて、

震災についての報道が遅れているエクアドル現地のメディアに怒ったり、

小さな女の子が亡くなってしまったニュースを見て大泣きしたり。

 

こういう時、大好きな友達に、なんて声をかけてあげたらいいのだろう?

 

そんな時、この前の授業で見た「Sympathy とEmpathy の違い」というビデオについて思い出しました。

 

youtu.be

 

SympathyもEmpathyも、日本語に訳すと「共感」という意味だけど、

Empathyは、その人の心に寄り添ってあげる、という意味での共感。

その人が抱えている辛い状況を理解して、一緒に共有してあげること。

 

Sympathyは、日本語で言うと「同情」に近い。

相手の心に近寄ろうとせずに、慰めようとすること。

 

そう考えるとEmpathyってすごく難しい。

共感のためには、優しさと相手の状況を思う想像力が必要で、

 私は実はこれがすごく苦手。

でも、人間関係を築く上でも、

また被災地の方にできることを考える時も、

「共感力」ってすごく大事なのではと思いました。

 

mainichi.jp

やみくもに支援しようとして、迷惑になってしまうボランティアも、

「共感力」不足が原因だったり?

被災地の現状を遠くからイメージするのは難しいけど、

情報を集めて相手が今何が必要なのか見極める、そして相手に寄り添うことが、

被災地支援において大切なことなのかなあと思います。

 

そんな共感力はまだトレーニング中なのですが、

話を聞くくらいならできるかなって、

週末は聞き役に徹していた私。

 

そしたら彼女が今何に怒っているのか、どれだけ不安か、小一時間語ってくれて、笑

最後に「ありがとう。ちょっと気持ちが楽になった。」って言ってくれた。

今回私は彼女を理解するだけで、共感までは出来なかったと思うんだけど、

相手を理解することも、相手の立場を思う想像力も、話を聞く耳を持つことが大前提だと実感しました。

 

考えてみたら、アメリカに来てから、話してばっかりで人の話をあんまりじっくり聞いてこなかった。

自己主張が良しとされている文化に慣れようと必死で、自分の意見を人に伝えることばかり頑張ってきたけど、

 ちょっと立ち止まって、相手のペースに合わせてみる。

そんなことも大事だなあとぼんやり思うのでした。

 

もうすぐ帰国。

限られた時間で、たくさんの話を聞いて、たくさんの人と心を通わせたいです。

 

 

 

 

 

 

不法入国に10回失敗したおじさんに出会った

 

メキシコ4日目の夜。

笑顔が素敵な、優しそうなおじさんと一緒にご飯を食べました。

話を聞いてみると、

彼はメキシコからアメリカへの不法入国に10回失敗して、11回目に挑もうとしているおじさんでした。

 

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アメリカとメキシコにまたがる国境。建てられた壁は、海まで続いていました

 

基本的には労働をしている私たちですが、

夕方は社会見学をしています。

その一環で昨日はCasa del Migranteという場所に行きました。

 

アメリカ大統領候補のドナルド・トランプが「メキシコとアメリカの国境に壁を作る」と主張したのは有名な話ですが、

実際にメキシコからの不法移民はアメリカで大きな問題になっています。

 

原因はメキシコとアメリカの経済格差。メキシコーアメリカの国境は、世界中を見渡しても特に大きな経済格差を抱えている国境です。

ビザを取得するのも難しく、より良い雇用や教育などを求めて多くの人がメキシコからアメリカへ不法移民として流入しているのが現状です。

もちろん違法なので、不法移民は見つかり次第強制送還されます。

 

昨日訪れたCasa del Migranteは、そんな、アメリカから強制送還された人々が集まる場所。

荷物をまとめたり、準備する時間も与えられずにメキシコに送られた人々に、

寝る場所やシャワー、ご飯を与えるシェルターです。

 

職員の方のお話を聞いた後、

実際にそこにいる人たちと、夜ご飯を一緒に食べました。

 

そこで、私の目の前に座っていたのが彼でした。

 

メキシコについてきちんと学ぶまで、不法入国者=タトゥーまみれのギャング風の人だと思ってちょっとドキドキしていた私。

タトゥーもなければギャングでもない彼は、2歳と10歳の息子を持つお父さん。

メキシコで生まれ、より良い暮らしを求めて21年前からアメリカへの入国をスタートしたそうです。

アメリカにいる間は基本的にカリフォルニアで生活し、息子たち家族はカリフォルニアにいるそう。

しかし、不法入国が発覚すること十回。その度にメキシコに強制送還され、その度にまた不法入国を試みています。

 

特に驚いたのが、彼が毎回歩いて国境を越えていること。

メキシコーアメリカ国境にまたがる砂漠を歩いて越えたそうです。

 

国境警備隊から逃れるために、砂漠を走らなきゃいけなかったことが一番辛かった。水や食料はすぐに尽きるから、それも辛い。」

 

そう語る彼は、家族のいるカリフォルニアに戻るために11回目の砂漠越えの準備をするためにシェルターにいる、とのことでした。

 

不法入国の準備している人を泊めていいのか?強制送還者の保護が目的のシェルターの主旨と反してない?と疑問も湧いたけども、

 

何が一番ショックだったって、

より良い生活を求めるために大きなリスクを冒さなければいけない人々がいるということ。

 

気候の厳しい砂漠を、しかも食料や水無して何日間も歩くなんて、命をリスクに賭けています。実際に、国境付近の砂漠では一年に何百人もの人が死んでいる

 

でもそこまでしてアメリカに渡りたい人々が何万人もいるということ、

特に彼は人生で十回もそのリスクを冒していることがすごくショックでした。

 

 雇用や教育という私が当たり前に受け取れるようなことを、命をかけないと満足に受け取れない人がいること、

知っていたけど、実際に会って会話するのは初めてで、

おじさんとの出会いは、メキシコで一番印象に残る経験になりました。

 

 

 

 

 

 

「国境を歩いて越える以外に、何をするのが好きなんですか?」って私が聞いたら、

彼は「別に趣味で越えてるわけじゃないよ」と笑いながら、

「でも、メキシコの歴史を勉強することが好きかな。僕は歴史家なんだ。」

と得意げに語ってくれたおじさん。

 

トランプが語る不法移民の姿と実際の不法移民の姿は、

随分違っているように思います。

 

壁なんて作ったらもっと現実が見えなくなるよ。

メキシコとアメリカの、

物理的な壁も、精神的な壁も、もっと低くなればいいのにと思いました。

 

 

 

 

 

 

メキシコで家を建てよう〜2日目・3日目〜

メキシコ3日目。

観光気分で来ていたのに、がっつり肉体労働をしています。筋肉痛でもう腕が上がらない。バケーションなのにどんどんムキムキになっていく。

 

 

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労働場所。

基本的にはバケツに入った土砂やセメントをバケツリレーでひたすら運んでいます。

まだ土台もできていない場所なので、土台を作るために土地を平らにしている(らしい)

低所得者のために低予算で家を建てているので全て手作業で家を建てています。

でもやっぱりトラクター使いたい。筋肉痛でつらい。

  

 

ちなみに労働では明らかに私が一番弱っちくて悔しいです。

日本人の中でも体力ない方なのに、アメリカ人達に囲まれて労働しているせいで私の力のなさが際立ちます。悔しい。

優しいみんなに励まされながら、気力で頑張っています。でももう腕が上がらないんだようう

 

 

 

そんな楽しい労働の後はメキシコ社会見学もします。

 

マーケットに行って、おなじみ頭蓋骨の置物をゲットしたり

 

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孤児院で素敵な笑顔に出会ったり

 

 

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ドラッグのディーラー達が生活しているというゴミ山を見学したり、

 

 

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観光ではなかなか行けないところに行けるのはとても楽しいです。

 

 

一週間あっという間に過ぎていくんだろうなあ

明日も頑張ってお家建てます

 

 

メキシコで家を建てよう〜1日目〜

こんにちは!

突然ですが、今日から一週間メキシコにいます!春休み最高!

 

でも遊びに来た訳ではなく、

実は授業の一環で来ているのです。

冬学期に、メキシコの歴史や文化、米国との関係などを学んだ上で、メキシコ・アメリカ国境付近の街ティフアナ低所得者のために家を建てるボランティアをするという授業を取っていました。

日本にいた時はメキシコなんて全く興味なかったんですが、

「メキシコとの国境に壁を作ろう」とか言い出す政治家もいたりして、アメリカに来てから米墨関係や不法移民の問題をよく意識するようになり、

気になった国は行ってみようということで、授業を取ってメキシコなうという訳です。

 

 

早起きして、シアトルから飛行機に乗りサンディエゴへ向かいました。

 

 

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なんで留学先シアトルにしたんだろうって後悔するくらい、サンディエゴは良い街でした。シアトルじゃ考えられないくらいの日光!アメリカ西海岸らしい、青い空と太陽と海と白人って感じの街でした。

 

まあそんな素敵なサンディエゴの滞在時間は30分。

車に乗って国境を越えます。名残惜しい....

 

 

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国境。車で越えました。

なんと、アメリカからメキシコに車で行く時はパスポート見せなくていいらしい。おじさんが車をチラッとチェックしただけで、すぐメキシコに入れました。

カナダとの国境を車で越えた時はもっとちゃんとチェックされたのに、、、。

その代わり、メキシコからアメリカに行く時は超厳重チェックが入ります。

なんだか考えさせられますね。

 

 

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メキシコはティフアナです。

国境を越えた瞬間雰囲気がガラッと変わりました。廃墟みたいな家とゴミだらけの道が広がっています。

とっても素敵なサンディエゴから車で40分の距離とは思えません。

なんでも、国境に近ければ近いほどアメリカに渡ろうとする人々で溢れかえっているので、逆に治安が悪くなるそう。

 

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普通なら切り崩して平らな土地になるところが、全然なっていない!

山にそのまま家を建てている感じでした。

しかもゴミを山の斜面に垂れ流している。

最近先進国でぬくぬくと生活してたからすっかり感覚忘れてたけど、発展途上国ってそういえばこんな感じだったなあ。

 

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一方で私たちが1週間暮らすアパートメントはとても素敵。

Esperanza Way」という団体にお世話になっています。

ただ大きな問題があって、敷地が鍵付きの扉で管理されていて、一人じゃ勝手に敷地の外に出られないこと。

一人で外国の街をうろうろするのが好き、というか集団行動が苦手な私にはちょっと精神的に厳しいです。治安悪いのはわかるけど。うえーー。

 

 

夜ご飯は地元のレストラン(って言っても屋根はない)でタコスを食べました。

本場のタコス本当に美味しくて泣きそうになった。ご飯大事。

 

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明日は教会に行ったり観光したりして、

仕事は月曜日から始まるみたい。

 

日本人どころか留学生も一人もいなくて、アメリカ人20人にまみれてちょっとアウェーだけど、

みんな良い人なので頑張って楽しむぞーーー

 

 

 

自分のヴァギナが喋りだしたら?~Vagina Monologuesを観てきました~

すごい劇を見てしまった。

ちょっと勇気がいるけど、感動したので書いてみる。

 

友人たちと、大学キャンパス内で行なわれた劇を見に行きました。

 その名も「Vagina Monologues」

あなたのヴァギナが話したら、何を話すだろう。

あなたのヴァギナはどんな服を着ているだろう。何を感じて何を考えているだろう。

セックスや性に関する14のショートストーリーが、まるで女性器が独白しているような口調で語られるこの劇。

 

 

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劇では黒と赤の衣装を着た女の子たちが、迫真の演技で、それぞれヴァギナになりきっていました。セクシーな娼婦のもあれば、セックスの時明かりを消さない彼氏に戸惑う普通の女の子とか、ボスニアでレイプされた悲しいのもあったり。

役者が全員でいろんな喘ぎ声を表現するシーンでは、会場みんな大爆笑。迫真の喘ぎ声を大学のど真ん中で聞くとは思わなかった。笑

 

女性であるっていうのは自分の大事なアイデンティティの一つなのに、

性の話ってなぜかいつもタブー視されている。

そんな話を真正面から扱い、コミカルに、シリアスに問題を描いていて、

劇が終わる頃には、自分の体がすごく愛おしいものに思えた。

高校生の性教育とかで扱っても面白いんじゃないかな。

 

フェミっぽい内容だけど、男の子もたくさん見に来てた。

こういうの一緒に見に来れる彼は素敵だと私は思います。

 

あーとにかくすごい劇だった。

まだ胸がどきどきする。

 

こんなん絶対日本でウケないだろと思ったけど、

普通にやってるみたいですね。

英語たまに分からなかったから、

日本でも見てみたいな。

 

  

交換留学とインターンシップ両立のススメ②

 

これからビアンの友達とLGBTクラブに行くから、お酒がだいぶ入っているけどこれだけ更新してしまおう。

 

交換留学しながらインターンシップをして、私が個人的に良かったと思うことと微妙な点をまとめてから、クラブに行ってきます。笑

 

インターンして良かったこと

 ①ビジネス英語が身についた

基本的に取材は全部一人でやるので、

取材のアポ取りや取材はアメリカ人相手に、一人で英語でやります。取材内容によっては日本語話せる人もいたりするんですが、私はなぜかあまり当たらない。

初めは英語で電話するの本当に嫌だったんですが、数をこなしてさすがに慣れてきて、今では英語でアメリカ人にインタビューできるようになりました。いえい。

もちろん、まだまだ英語は精進せねばって感じですが、

少なくともアメリカでビジネスできるぞ!という自信はついたかな。

 

②将来像がより明確になった

もうすぐ上智でいうと大学4年生。同期はとっくに就活を始め、もう順調に終わっちゃってる人なんかもいたりして、

留学中であろうと、さすがにもうぼーっと遊んでいる時期ではないんですよね。

将来のプランを考えなければならない時期。

そんな時に、ずっと気になっていた新聞記者の仕事を経験できているのは非常に有意義です。どんなジャーナリストになりたいのか、また他の仕事だったらどんな選択肢があるか、この仕事を今していなかったら、全くイメージできなかったと思う。

 

③シアトルが好きになった!

シアトルの日系コミュニティや取材、イベントを通じて、キャンパスに篭っていたら絶対会えなかった人たちにたくさん出会えました。

イベントにたくさん行くので、シアトルの地理にも詳しくなりました。

知れば知るほど、その土地には愛着が湧くもので、

インターンを始めて3ヶ月で、気が付いたらシアトルが大好きになっていました笑

もう日本に帰りたくない。笑

 

④授業で学んだ内容を社会に還元できる

現在、都市社会学の授業で、シアトルで家賃が高騰しすぎて貧しい人たちが立退かれホームレスになってしまっている、という問題について学んでいるのですが、

この問題がどうしても気になって、自分でもっと調査したくなったので、

現在シアトルのホームレス問題について記事を書いています。

こんな風に、私は授業で学んだ内容をインターンの内容に還元できているので、

交換留学とインターンを両立させて良かったと思っています。

勉強と仕事って繋がっているのだな〜と思う。

 

インターンして微妙なこと

①日系の新聞社だから、職場では日本語オンリー

取材は英語だけど、職場では日本語。

そのため、気をつけないと英語力がどんどん下がります...

大学にいる間は全力で英語話すようにして英語力をカバー。

 

②遊びに行く時間は当然減る

とりわけ親友でもあるルームメイト達と遊びに行く時間が減りました。

まあゆーて私お買い物したり遊んだりするのが非常に苦手な上、

彼らルームメイトなのでいつでも部屋にいる。いつでもおしゃべりできる。笑

遊びに行く時間は減りましたが、

その分夜は一緒にジムに行ったり飲んだりおしゃべりしています。

 

 

 

概して、インターン始めて良かったです。

毎日楽しい〜日本帰りたくないよ〜

 

 

なんだかんだあと3ヶ月しかないのに絶望してるんですが、

一瞬一瞬を大事に楽しみたいと思います。

 

というわけで、さークラブ行ってきます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。