しあとるだいありー

えんどゅのブログ。9/12/2015~ シアトル大学に留学中

交換留学トラブル実例〜渡航準備編〜

こんにちは!えんどゅです。

 

出国まで残り3日となりました。

まだパッキングのパの字も出てきてないです。さすがにやばいです。

 

でも、いつもギリギリで生きてる割にはなんだかんだなんとかなってきた経験が、

パッキングのやる気スイッチを全力で隠してきます。

 

ぐだぐだ言ってないで早く始めなきゃな.......

 

 

 

さて今日は、

留学準備段階で起こったトラブルをシェアします!

いつもギリギリで生きているので、

留学前も、「今度はなんとかならないんじゃないか」とヒヤヒヤするような出来事まみれで心臓が口から出そうでした。

毎回、「ギリギリはもう辞めよう」って決意するんだけどなあ。

 

 

 

トラブル① 予防接種打ち間違え事件

 

アメリカ留学の際に必要となるのが予防接種。行く州によって必要な予防接種の種類は異なります。(例えばシアトル大学のあるワシントン州は、留学生に「麻疹」「B型肝炎」「破傷風」の3種類を入国前に打つことを義務付けています。)

大学到着後すぐに、予防接種証明書を大学に提出しなければ授業の履修が認められないとのことで、準備において予防接種のプライオリティーはかなり高いです。

 

予防接種は、トラベルクリニックで打つか、かかりつけの病院で接種することも可能です。

この際、病院が証明書を記入してくれるか、必要な予防接種を備えているかまたは取り寄せてもらえるか、しっかり確認することが大事です。

幸い、家の近所の病院が証明書を記入してくれるとのことだったので、私は近所の病院で済ませることにしました。何回も通うことになるから家の近くが一番かなって。

 

予防接種に通うこと4回目。大学から指定された予防接種証明書を持参して、いざお医者さんにサインしてもらおうとした時に事件は起こりました。

 

医者「え、君、違う種類の打ってるよ!?」

 

私「・・・ふぁっ!?!?」

 

医者「ここには、君はTDを打たなきゃいけないって書いてあるのに君が打ったのはDTで、ちょっと違うのだし、しかも麻疹だけじゃなくて3種混合が.....どうのこうの専門用語がいっぱい......」

 

つまりつまり、大学からのメールには「麻疹」「B型」「破傷風」としか書いてないのに、それらには素人がわからないような種類があり、私は案の定ちょっと違う予防接種を打ってしまっていたのです。

 

私「(ゆーてそんな変わらないでしょ。サインしてください)」

 

医者「これは打ち直しだね」

 

私「泣」

 

というわけで、私は2回追加で注射したので、合計6回注射を打ちました。

1回の注射が平均5000円くらい。注射って結構高いんです。しかも診断書記入に5000円近く取られたんです。かかった費用はトータルで35000円ほど。痛い出費です。しかも2回も無駄に打ったから1万円も損した(泣)

 

はじめからお医者さんに診断書を渡して、しっかりと打つ種類を確認すれば防げたミスです。

これから予防接種を打つ方は、私のように大学からのメールをきっちり自分で訳してしまうのではなく、はじめからギブアップしてお医者さんに見せてくださいね。自分の体のことは専門家に任せましょう。

 

 

 

トラブル② SEVIS FEE払い忘れ事件

 

留学で最も煩雑な作業だと言ってもいいのが「ビザ申請」

大量の書類をかき集め、必要事項を記入し、手続きをし、一つでも間違えるとアウトという留学生泣かせのプロセスです。

 

私も以前中国大使館でビザ申請をした際に、書類の記入ミスがあり、窓口のおばさんに書類を突き返され、まじで泣きながら大使館を後にするという事件を経験していますので、(その後無事に受理されましたが笑)

 

今回は絶対ノーミスで行く!

という心意気で、かなり気合を入れていました。

 

しかしアメリカ大使館はかなり親切で、大使館のホームページにビザ申請手続きの方法がとてもわかりやすく(なんと動画付きで!)紹介されていますし、

いろいろな方が申請方法をまとめてくださっているので全く苦労しませんでした。

 

「なんだ余裕じゃん」

 

順調にビザの面接日程までこぎつけた私は安心し、解説動画を最後まで見ることもせず、「ビザ申請終わったうぇーいwww」状態。

 

 

しかし面接前日、異変に気がつきます。

 

 

 

「SEVIS FEE 領収書がない!!!」

 

 

 

面接必要書類の一つであるSEVIS FEE領収書がないのです。

 

SEVIS FEEというのは、留学などで使われるF-1、M-1、J-1ビザを申請する人が、ビザ申請料金(160ドル)を振り込んだ後に、さらに振り込まなければいけない費用のことです。

ビザ申請料金を払って安心しきった私は完全にSEVIS FEEのことを忘れていたのです。

払っていないので当然領収書もありません。

 

私はJ-1ビザなので、「180ドルを、面接の3日前までに振り込まなければいけない。」と記載されていました。

 

 

「いやいやいや3日前どころかもう前日だし、とりあえず明日の面接キャンセルして後日にしようにも、もう面接予約がいっぱいで次の日程だと出国日に間に合わないし。飛行機のチケットもう取っちゃったし」

 

 

馬鹿です。

「ビザが下りるまで航空券のチケットをとってはいけない」

というルールはこういう人のためにあるのだと思いました。

 

 

 

 

ですがもう仕方ありません。

とりあえずSEVIS FEEは払い、仮の領収書を手に入れ、

後はもう大使館に直談判することにしました。

 

 

 

蘇る中国大使館での記憶.....

足が震え、泣きそうでした。

心臓が口から出そうでした。いやちょっと出てた多分

 

 

 

大使館前で並ぶこと15分ほど、

ついに私の番になり、事情を説明しました。

 

 

「あの、つい昨日SEVIS払ったんですけど・・・」

 

受付のお姉さん「あ、この仮の領収書で大丈夫ですよ♪」

 

 

 

「よがっだあああああああ」

 

 

その場でちょっと大きい声がでました。

 

 

 

経験した方はわかると思いますが、

大使館での緊張感は本当に心臓に悪いです。

飛行機代20万かかってますからね。

 

 

今回はなんとかなりましたが、

これからビザ申請をする人は、最後までぬかりなくチェックするようにしてください。

あと、面接の1週間前には持ち物チェックと注意事項チェックをするようにしましょう。そう、私のようにならないようにね。

 

 

 

以上が私が経験した大きなトラブルでした。細かいのはもっといっぱいあるんですが(飛行機のチケット間違えるとか)

それは割愛します笑

 

 

 

 

これ書いてたら焦ってきた。

そろそろパッキングを始めよう。

 

 

アメリカにいる間はトラブルがないようにしたいです。

「交換留学トラブル実例〜留学中編〜」なんて絶対書きたくないもん!!!

 

 

 

それでは今日はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました!