めっちゃ中国帰りたい
Wechat(中国版LINE兼twitterみたいなアプリ)のタイムラインが、
新年快乐! とお正月を祝う言葉で溢れている。
今日(2月8日)から、中国の旧正月が始まる。
中国ではお正月は1月1日の元旦よりも、旧暦の正月の方が重要で、
大陸では長い長いお正月休みが今日から始まる。
そんな旧正月は、私にとって思い出深い。
2年前のその日に、私は初めて中国を訪れたからだ。
初めて中国に行ったのは大学1年生の春休み。
当時所属していた学生団体でのインターンシップに参加するために、
今となっては一人で海外なんてお茶の子さいさいなのだけど、
あの時は初めての一人海外で、
しかも中国なんて意味わかんない国に行くなんて、
絶対反日デモで死ぬ。
なんて思っていたから、
行きの成田空港で大勢の中国人観光客を見て、ビビって泣いた。
それでも中国に着いたら意外とみんな優しくて、楽しくて、
ホストファミリーの家に着いたら、家族だけじゃなくておじさんおばさん従兄弟その他大勢、一族が揃っていて、笑
お正月の料理を食べて、飲んで歌って踊って、お年玉までもらった。いえい
お正月を祝うための、けたたましく響く爆竹の音に時々遮られながらも、
みんなと日本のことも中国のこともたくさん話して、
一晩で私の中国への印象は変わった。笑
成都では、私が地球上で一番好きな場所に出会えた。
胡同という、中国ならどこにでもあるナイトマーケット。
現地の人やら外国人やらでごった返して、活気に満ち溢れる狭い小道。
この胡同の何が美しいって、夜になるとあの狭い小道を照らす赤提灯。
夜に胡同に繰り出して、露店を冷やかしたり、アイスを食べたり、
赤提灯に照らされている道行く人々を見ているだけで、
私は元気になれる。
中国の赤は、世界で一番美しい色だと思ってる。
あんまり良い写真がないのだけど、、、中国の赤。 こんな感じ。
そして成都から帰る空港で、帰りたくなくて大泣きしてた時、
絶対この国にまた帰ってこようと決めた。
その決意はすぐに実現して、
国際会議やら旅行やら留学やらで、
結局私は計5回中国に戻った。
去年の旧正月は北京大学に留学中で、
日本人のクラスメートとただ授業を受けるだけの、語学留学のつまらなさに絶望しながらも、
大好きな友達と胡同を歩くたびに、
爆竹の音を聞くたびに、
カオスだなあ。やっぱりこの国が大好きだなあ。と思っていた。
さすがに中国びいきにも程があると言われ、
「君は一回東アジアから出て外の世界を見なさい」とお世話になった方に言われて、
アメリカ留学を決めたのだけど、
それでも中国では
たくさんの友達ができて、
恋をして、
たくさん笑って、泣いて、
そんな素敵な思い出がたくさんあって、
だから、今年の旧正月は太平洋の向こうの遠い国で中間テストの勉強をしているこの状況に、なんだかすごく寂しさを感じるのでした。
シアトルもすごく好きなんだけどね。
昨日行われたシアトルチャイナタウンでのニューイヤーイベントにて。
このお面怖いよねえ。この後この男の子泣き出した 。笑
Happy Chinese New Year!
来年の旧正月は帰るぞー。
アクセス数3000できりが良かったので、
暇更新でした。